ゆずピール&いよかんピール

世の中は面白くなった、と実感するのが、地方の農家さんとのコミュニケーションが取れるようになったこと。
できるだけ農薬を減らして作った美味しい野菜や果物を買うことができます。
また、その地方独特の作物に会えるのも魅力的だと思う。


自分でwebサイト運営していて、
栽培中の写真やブログ等も併設され、色々と付加価値がついていて、とても面白い。


で、この季節は柑橘類が山のように実家に届き、我が家にもお裾分けがくるのですが、
この皮を使って、オレンジピールマーマレードを作ります。
特に、自分のベーグルに書かせないので、ピールをたくさん作って保存しています。


個人的には、ネーブルピールがオレンジの甘い香りがして一番好きだけど、
ゆずやいよかんで作るピールの、こっくりしたちょっと和風な感じも好きですし、
河内晩柑ピールの爽やかな香りも好きです。


というわけで、まずはゆずピールといよかんピールを作りました。
ゆずはおばあちゃん家から届いた花柚子。なので皮が薄めです。
実は以前の日記で書いた通り、自家製ポン酢と相成りました。


柚子ピール


いよかんは中身をたっぷり堪能した後ピールに。


いよかんピール_3


3月に入ったらネーブルが届くかなぁ。
5月になったら河内晩柑かなぁ。
今から楽しみです。


ピールは、刻んでパンやケーキに混ぜ込んでも、チョコレートをかけて食べたりしても美味しいです。
無農薬か、それに近い柑橘類を手に入れたら、是非試してみてください。

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<材料>
いよかんなど柑橘類
砂糖

いよかん:砂糖:水=2:2:1が目安。
仕上げのグラニュー糖:適量


<作り方>
1. いよかんは、皮の傷がついているところやへたを取りつつ、好みの太さに切る。(細長く切るのがお薦めです)。あるいは皮をむくような形でもよい。白い部分は苦いがそれもまた良いので、皮の色のついている部分と同じくらいの厚さは残しておく。
2. 苦さを取るために、5回程度皮を茹でる。鍋にいよかんを入れ、かぶるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したらざるにあける、を5回くらい繰り返す。端の方を少しかじってみて、大体苦さがとれたらOK。
3. ここで茹でたいよかんの重さを量る。今回は200gでした。なので、砂糖を200g、水を100ml。鍋に砂糖と水を入れて火をつけ、砂糖が溶けてぷつぷついいはじめたら、いよかんを投入して、ごく弱火で煮る。時々、木べらでゆっくりとかき混ぜる。
4. 20分ほど煮たらいったん火からおろし、30分くらいシロップをしみ込ませる時間をおく。30分たったらまた弱火にかけ、10分程度煮る。シロップが煮詰まると皮にくっついて固まってしまうので、完全にシロップがなくなる前に火からおろし、網にのせて1日おきに裏返しながら3〜4日くらい乾かす。
5. 完全に乾いたら、仕上げのグラニュー糖をまぶし、グラニュー糖ごとタッパーやジップロックに入れて冷蔵庫で保存する。個人的な感想としては、タッパーだと乾燥してしまい固くなるのでジップロックがお薦め。