霜ばしら、食べてみました。

冬季限定の仙台銘菓、「霜ばしら」。…実は全然知らなかったのですが。
母が一度食べてみたいということで、買ってみました。
池袋の「宮城ふるさとプラザ」にて購入。

霜ばしら_1

青くて丸い缶。

霜ばしら_2

開けると、一面の白いつぶつぶ…
これは落雁の粉とのことで、非常に壊れやすい飴のため、缶にびっちりと飴を敷き詰め、落雁粉で埋めてあるそう。ショック吸収剤なのか。

霜ばしら_3

で、掘り出してみた図。指でやると本当に壊れそうだったため、箸でそうっと持ち上げて。

霜ばしら_4

お皿に取り出してみました。
細かい筋が入っています。半透明で綺麗。


食べてみました。落雁の香りが飴にも移ってます。
口の中でしゅっと溶ける!でほんのり甘い。
この「しゅっと溶ける感」が今までにない食感で、???って思ってるうちに3粒食べ終えてしまいました。さらっとした甘みなので、後に残りません。うーん、面白い。


冬季限定というのが頷ける、すごく繊細なつくりの飴でした。
1缶で1,575円。まだ飴を全部掘り出してないからどのくらい入ってるのか分かりませんが、確かに少し高いかもしれない…。すぐ口の中からなくなっちゃうので、いくらでも食べられてしまいそうで、普段使いはできなさそうです…(汗)
でも、この口溶けと後味の軽さは他のものでは味わえないと思われるので、一度食べてみる価値はあると思います。飴細工の飴(籠とか)もすーって溶けるけど、あれよりも甘さがさらっとしてるのです。それに、口に入れる時はちゃんと固形なのに、ふわんと溶けるところのギャップが面白い。
誰かにプレゼントしても喜ばれそうですね。
まだまだ缶の中には沢山埋もれてるはずなので、のんびりと楽しむことにします。


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九重本舗 玉澤
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