中華風ソース焼きそば

毎日焼きそばの麺を使って何かしてる気がする…。


中華風ソース焼きそば


地元の安くて美味しい中華料理屋さんで、「上海風ソース焼きそば」という名前の料理があり、それがちょうどこんな感じでした。ソースたっぷりでこってりしてるように見えるんだけど、野菜がたくさん入っているため意外とあっさり、さくさく食べられ、美味しい。どんな調味料を使っているのか、必死に母と考えた記憶があります。


というわけで、あの上海風ソース焼きそばに敬意を表して今日の焼きそばはちょっぴり中華風に。
オイスターソースとガラスープの素を少し加えると、いつもの焼きそばも少し違った感じに仕上がりますよ。
野菜は何でもいいです、余り物をどうぞ。なすとキャベツはおすすめです。玉ねぎを入れるとちょっと甘さが出ます。最後に胡椒をたっぷりかけると美味しいです。


ところで、焼きそばに使うソース、私はいつも「おたふくの焼きそばソース」と「カゴメこいくちソース」を2:1くらいで混ぜて使います。この「こいくちソース」、東海地方限定らしいですね!ウスターソースよりも濃いけどトンカツソースや中濃ソースよりも薄い、という絶妙のとろみ具合で、個人的には非常に使いやすいソースです。
地元名古屋ではこれしか置いていない、というくらいなじみ深いものだったので、東京に来て衝撃を受けました。以来名古屋に帰省するたびに買って帰っています。(笑)
この「こいくちソース」を使って牛肉の薄切りを炒めると、またそれは美味しいんですよ。…っていうのは、きっと実物を見るまでは「??」なもので、実物を見ても「??」で、食べてもらわないと分かってもらえない、独特の料理だと思います。それはまた次の機会に。

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<材料>1人分
焼きそばの麺     1玉
豚バラ薄切り肉    70g
玉ねぎ        1/4玉
小松菜        1/3わ
キャベツ       2枚
なす         小1本
サラダ油       大さじ1/2
ガラスープの素    小さじ1/2
オイスターソース   小さじ1
焼きそばソース    大さじ1
こいくちソース    大さじ1/2
塩胡椒        適量


<作り方>
1. 豚肉は2cm幅程度に切ってほぐす。玉ねぎは縦に薄切り、小松菜は5cm幅、キャベツは2cm幅ぐらい(あるいは手でちぎる)。なすは半分に切ってへたを取り、5mmくらいの斜め薄切りにし、灰汁抜きのため水を張ったボウルに少しつけてからざるにあけ、ペーパータオルで水気を拭く。
2. フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を入れて色が変わるまで炒める。なすを入れ、油を吸わせるように炒めたら、玉ねぎ→小松菜→キャベツの順に加え、その都度ざっと炒め合わせる。野菜の水分が出にくく炒めにくければ、塩少々をふる。焼きそばの麺をほぐしながら加え、ほぐれにくかったら少々のお湯を足して炒める。
3. 麺がふっくらとし、野菜もいい感じになったら、ガラスープの素、オイスターソース、焼きそばソース、こいくちソースを加え、全体になじむように炒め合わせる。味見をして良ければ皿に盛り、胡椒をたっぷりとふる。