アイ・ウェイウェイ展@森美術館に行ってきました

仮にもコンテンツとかそういうところを研究している以上、今後は美術館とか博物館、映画とか演劇とかそういうものに月1回以上絶対に行こう!という誓いを立てることにしました。
忙しいことを理由にさぼってはいけない…リフレッシュにもなるし。


さて、今回は六本木ヒルズ森美術館で現在開催されている、「アイ・ウェイウェイ展 何に因って?」を見に行ってきました。
この展覧会、フラッシュや三脚を使用しないでの写真撮影及び写真の公開を認めているという珍しい展覧会です。
展覧会での写真撮影の許可、最近少しずつ増えてきているようですね。
今回の展覧会で撮影した写真を公開する際に利用しなければならない「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」というライセンスについては自分も少なからず関わっていることもあって、この展覧会は終わるまでに何としても…!といった感じでした。


写真撮影OK!だったので、張り切っていったのです!…と書きたいのですが、
実は突然行くことが決まったため、一眼レフを持ってきていないという(個人的には)由々しき事態。
IXYくんで挑んだわけですが、案の定ぶれるぶれる(涙)
静止画じゃん、と思うかもしれませんが、人影は(識別はともかくとして)どうしても入ってしまうものなのです。しかも「止まっていてください!」とかお願いできないし。。。
感度上げると多少解決するわけですが、ノイズ乗りまくるし。。。



ということで、使える写真が少なめです。。


AI WEIWEI  According to what? _7
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
作者:アイ・ウェイウェイ


バラバラに分解された木を、もう一度(接着剤を使わずに)組み立てる、といったような、断片を統合する、というモチーフが多かったように思います。


AI WEIWEI According to what? _8
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
作者:アイ・ウェイウェイ


これは、穴の空いた木がずらっと並んだ作品(1枚目の作品で奥に見えるやつ)、の穴の中をのぞいたところ。
穴の開けてある場所が1つ1つずれているようで、すごく不思議に見えます。
一番奥に人影が見えるでしょうか?本当はその人にピントを合わせたかったのですがやや失敗(涙)


AI WEIWEI  According to what? _2
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
作者:アイ・ウェイウェイ


チェーンがないからそんなわけないのに、ペダルをこいだらくるくると回っていっちゃいそう、と思った。


AI WEIWEI  According to what? _5
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
作者:アイ・ウェイウェイ


全体的に、分かりやすいようで分かりにくいような、何とも不思議な感覚を覚えました。
ただ、絵になる構図をとっている作品が多かったなぁ、という印象。意図的でしょうか?
特に美術においては、その場で本物を見てそれを目と記憶に焼き付ける、という部分が重視されていると思うのですが、
この展覧会は、写真撮影を許可しているという部分もあるのか、
人の目から見たものの再生産?とか解釈?を意識して促しているような、そんな感じがしました。


ちなみに、この日撮ったその他の写真はこちらにあります。
http://www.flickr.com/photos/dreamcat/sets/72157622561618355/


確か展覧会は11/8までだったように思います。
面白かったので、まだの人は是非!

http://www.mori.art.museum/contents/aiweiwei/index.html